高札場(倉賀野宿)概要: 倉賀野宿の脇本陣近くに高札場が復元されています。高札場とは幕府や領主が法や決まり事を庶民に知らせる広報的な役割を持った施設で、宿場町には通りの角や十字路、問屋場等、多くの人達が目に留まるような人通りの多い場所に設置されました。
※ 下記の札は本来縦書きに書かれています。
定
きりしたん宗門ハ累年御禁制たり
自然不審成者有之ハ申出へし
御ほうひとして
はてれんの訴人 銀五百枚
いるまんの訴人 銀三百枚
立かへり者の訴人 同断
同宿併宗門の訴人 銀百枚
右之通下さるへし、たとひ同宿宗門
之内たりといふ共申出る品により
銀五百枚下さるへし、かくし置他所より
あらハるるに於てハ其所之名主併五人組迄
一類共に罪科におこなハるへき者也
正徳元年五月
奉行
右之通被仰出候畢領内之輩
可相守もの也
越前
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定
一 人たるもの五倫之道を正しくすへき事
一 鰥寡孤独廃疾之者を憫れむへき事
一 人を殺し家を焼財を盗等之悪業あるましき事
慶応四年三月
太政官
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