神楽寺(玉村町)概要: 神楽寺は群馬県佐波郡玉村町下新田に境内を構えています。神楽寺の創建は不詳ですが古くから神仏混合していたようで釈迦如来の他にも八幡大菩薩を祀り修験僧が出入りする寺院だったそうです。
戦国時代の永正年間(1504〜1521年)に白井城(群馬県渋川市白井宿)の城主長尾憲景の家臣吉里対馬入道が堂宇を再建し偏照院神楽寺と改称しました。
江戸時代に入り幕府から庇護され寛永2年(1625)には東叡山寛永寺の末寺となり、慶安2年(1649)には3代将軍徳川家光より朱印地30石が安堵され玉村八幡宮の別当を務めました。明治時代初頭に発令された神仏分離令により寺院として独立し、本尊は安政6年(1859)に火事で焼失後に万日堂(玉村八幡宮)から移した阿弥陀如来像を祀っています。宗派:天台宗。本尊:阿弥陀如来。
神楽寺:上空画像
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