神光寺(邑楽町)概要: 広学山神光寺は群馬県邑楽郡邑楽町中野に境内を構えている浄土宗の寺院です。神光寺の境内は鎌倉時代の文永2年(1265)に新田一族である中野景継が築いた居館跡と言われています。中野城は南北朝時代の延元3年(1338)に一度廃城となり戦国時代に改修されますが天正18年(1590)に再び廃城となります。
神光寺の前身である善正寺は鎌倉時代末期の正和3年(1314)に新田義貞家臣である中野藤内左衛門景春が持阿上人を招いて開山したのが始まりと伝えられています。江戸時代初期の寛永2年(1625)に前原から現在地に境内を移し寺号を「神光寺」と改称しています。
境内には推定樹齢750年、樹高21m、根周り15m、目通り5.6m、枝張り東西20m、南北23mの大カヤがあり貴重な事から昭和54年(1979)に群馬県指定天然記念物に指定されています。山号:広学山。院号:等照院。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。
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