旧川場尋常高等小学校概要: 案内板によると「 この建物は、明治43(1910)年に川場小学校の校舎として建てられたもので、7605人もの卒業生を送り出してきました。明治・大正・昭和にわたって、ここで学び育った人たちの心のふるさととして、たくさんの思い出を秘めている校舎でもあります。村人が学んだ懐かしい木造校舎を後世に残し、激動の世を逞しく生きぬいてきた人びとの思いを永く伝えるため、昭和61年(1986)年ここに移築し、川場村歴史民俗資料館として蘇らせたものです。 川場村教育委員会 」とあります。
旧川場村小学校は木造平屋建て、入母屋、瓦葺き、外壁は下見板張り、建築面積579u、玄関ポーチは入母屋妻入りで正面性を演出、平面は直線的な構成をしています。旧川場村小学校は当時の学校建築の典型で「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との理由から平成10年(1998)に国登録有形文化財に登録されています。現在は川場村歴史民俗資料館として古代から近代までの村の民俗的資料が展示されています。
旧川場尋常高等小学校校舎:上空画像
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