貴船神社(みどり市)概要: 貴船神社は群馬県みどり市大間々町塩原に鎮座している神社です。貴船神社の創建は平安時代後期の天暦10年(956)、関東一帯で大干ばつが発生して、多くの人々が苦しんでいたところ、水神として名高い京都の貴船神社(京都府京都市左京区)の分霊(タカオカミ神)を勧請して祈祷したのが始まりと伝えられています。
以来、関東の北端である渡良瀬川流域の山地に祭られ祈雨と止雨の神として信仰を集めました。
当初は渡良瀬川流域の山の山頂付近に鎮座していましたが江戸時代初期の寛文8年(1668)に現在地に遷座し、明治40年(1907)と昭和46年(1971)に社殿(拝殿:鉄筋コンクリート平屋建て、入母屋、銅板葺、桁行3間、梁間2間、1間切妻向拝付 ※一つの社殿の中に拝殿と幣殿と本殿の機能が備わっているようです)の再建を行っています。
現在でも信仰が篤く、初詣には20万人前後が参拝に訪れるそうです。境内には「松痰誉てや風の薫る音」の芭蕉句碑が建立されています。 祭神はタカオカミ神、大山祇大神、大穴牟遅大神。
貴船神社:上空画像
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