大泉町: 龍泉院

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概要・歴史・観光・見所

龍泉院(大泉町)概要: 龍泉院は群馬県邑楽郡大泉町城之内3丁目に境内を構えています。龍泉院の創建は天文3年(1534)、当時の小泉城の城主富岡秀信(富岡家3代)が梵海正音(茂林寺4世)を招いて開山、初代富岡直光の戒名「祥平院殿豪林逸大居士」と2代富岡秀光の戒名「龍泉院殿仙叟浄玉大庵主」から寺号を祥平山龍泉院富岡寺と号し富岡家歴代の菩提寺としたのが始まりと伝えられています。

天正18年(1590)に小田原の役で6代富岡秀朝は北条氏側に与した為、小泉城は落城、富岡家も大名家から没落します(秀朝は大坂の陣の際、日野江藩主松倉重政に従い参戦するも真田幸村隊に討ち取られ、その後裔は福井藩や、高崎藩で仕えたそうです)。

庇護者を失い一時衰微しますが寛永年間(1624〜1645年)、領主である小栗忠政(又一:旗本、2250石)が尽力し再興、その際、寺号が「富岡寺」から「白山寺」に改称したと思われます。その後は幕府から庇護され慶安11年(1659)には朱印地14石8斗を賜ります。

現在の龍泉院本堂は嘉永3年(1851)に再建されたもので入母屋、桟瓦葺、桁行5間、梁間3間、正面1間唐破風向拝付。山門は元和元年(1615)に建立された境内最古の建物で切妻、桟瓦葺。

境内には富岡秀信の供養塔をはじめ富岡直光手植えの昇竜松、おふじの方(初代小泉城の城主富岡直光の奥方)が延徳元年(1489)に手植えの藤などの史跡があります。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦如来。

龍泉院:上空画像


龍泉院:ストリートビュー

龍泉院:写真

龍泉院
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