色地蔵(太田市・木崎宿)概要: 色地蔵は日光例幣使街道の宿場町である木崎宿に境内を構えています。案内板によると「・・・(前略) 木崎温度の歌詞は数種類ありますが、末尾には必ずこの部分が付いています。この一節に唄われている色地蔵様がこの石地蔵尊です。石地蔵尊は高さ73センチメートルで、頭部は破損しています。台座には銘文があります。この銘文から、風邪のはやる季節に亡くなった子供達の霊をなぐさめ、子供達の成育を祈願して建立した「子育地蔵」であったことがわかります。ところが、江戸時代の木崎宿には飯売女がたくさんいて、彼女達は前借制年季奉公で遠出が制限されていたため、宿端ずれの本地蔵様に参詣して心の安らぎを得たのです。こうして数多くの色街の女(飯売女)が訪れたことから、何時の間にか「色地蔵様」と呼ばれるようになり、木崎音頭にも唄われるようになったのです。・・・(後略) 新田町教育委員会」とあります。色地蔵は長命寺境内前の茅葺屋根の小堂(木造平屋建、入母屋、茅葺、妻入、桁行1間、梁間1間)内部に安置されていて平成12年(2000)に太田市(旧新田町)指定重要文化財に指定されています。
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