長命寺(太田市)概要: 照光山称徳院長命寺は日光例幣使街道の宿場町である木崎宿に境内を構えている古義真言宗の寺院です。古くから木崎宿の鎮守である貴先神社の別当として祭祀を執り行っていました。
長命寺の創建は平安時代の延長3年(925)、その後何度も興隆荒廃を繰り返し慶長3年(1598)に再興されています。境内前に萱葺屋根の小堂には色地蔵尊が安置されていて平成12年(2000)に太田市(旧新田町)指定重要文化財に指定されています。
長命寺本堂左前にある豊城塚は長命寺古墳と呼ばれる円墳で東西13m、南北16m、高さ2.5m、頂部には双体道祖神が建立されています。本堂は木造平屋建て、寄棟、桟瓦葺、平入、桁行6間、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、内陣には本尊である大日如来像や阿弥陀如来像などが安置されています。上州新四国八十八ヵ所霊場第63番札所。山号:照光山。院号:称徳院。宗派:古義真言宗。本尊:大日如来。
長命寺:上空画像
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