愛染院無量寺(伊勢崎市)概要: 瑠璃光山愛染院無量寺は日光例幣使街道の宿場町である境宿(群馬県伊勢崎市境)に境内を構えている寺院です。無量寺は案内板によると「 文禄2年、大学院を開山した定室法印が開基と伝えられている。後に庵室愛染院と合併、二世慶全の代に客殿が建立され寺運盛んとなり、安永2年に楼門、天保六年には本堂がそれぞれ建立され寺容が整った。三十一番札所となったのは明和3年のこのである。 本尊 愛染明王。・・・(後略) 伊勢崎・佐波観音霊場めぐり協議会 伊勢崎市観光協会 」とあります。
無量寺山門は三間一戸、桁行3間、張間1間、楼門形式で、入母屋、瓦葺き、2層部分には外壁がなく鐘突き堂を兼ねた鐘楼門になっています。無量寺本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、平入、桁行8間、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、中央には「瑠璃光山」の山号額、内部に内陣には本尊である愛染明王像が安置されています。
又、境内にある移設された二十三夜塔は安永9年(1780)に二十二夜と女人講と内田家(境の足袋商)によって建立されたもので台座には「右本庄・秩父道」「左中瀬・江戸道」と刻まれており当時の道標の名残が見られます。
伊勢崎佐波三十四観音霊場第31番札所。上州新四国八十八ヵ所霊場第11番札所。札所本尊:千手観世音菩薩。御詠歌:衆生を 慈くしむらん 妙智力 瑠璃の光に 松風の音。宗派:真言宗豊山派。本尊:愛染明王。山号:瑠璃光山。院号:愛染院。
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