前田家御宝塔(富岡市)概要: 前田家御宝塔は江戸時代後期の天保10年(1839)に七日市藩初代藩主前田利孝の200年忌に10代藩主前田利和が建立したものです。御宝塔は宝篋印塔の形式で高さ4.5m、基礎は94p四方、前田家の家紋や利孝の没年月日、諡号などが刻み込まれていて、建立場所は古くは"七日市7号古墳"だった高台を江戸時代に七日市陣屋を築く際、土塁として取り込んだ場所です。前田家御宝塔は貴重な事から平成14年(2002)に富岡市指定史跡に指定されています。又、七日市藩歴代藩主の墓碑は菩提寺である長学寺(群馬県富岡市上高尾)と吉祥寺(東京都文京区本駒込三丁目)の境内に建立されています。
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