龍光寺(富岡市)概要: 宮崎山龍光寺は群馬県富岡市宮崎に境内を構える浄土宗の寺院です。龍光寺の境内にある"シダレザクラ"は推定樹齢120年、樹高15mあり平成元年(1988)に"とみおか名木十選"に選定されています。案内板など無く、詳細は判りませんが、富岡市の中心地にも山号、寺号、宗派(浄土宗)とも同じ「宮崎山龍光寺」が境内を構えています。その由緒によると、天正18年(1590)に徳川家康の関東移封に伴い、家臣だった奥平信昌が上野国甘楽郡宮崎3万石で入封、その際、奥平家と縁が深い龍光寺が旧領から宮崎城の城下に遷され、下仁田街道(上州姫街道)の富岡宿が開宿すると現在地に遷されたとされます。この由緒から察すると、当寺は富岡市中心部にある龍光寺の前身だったように感じます。本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行7間、張間4間半、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、左右に花頭窓付。山号:宮崎山。宗派:浄土宗。
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