西牧関所跡(下仁田町)概要: 西牧関所は藤井関所とも呼ばれ、上州姫街道(下仁田街道)の宿場町だった本宿の東の外れに位置していました。案内板によると「 中山道の裏街道として、女の人も容易に通れるので、姫街道ともいわれた。下仁田町は、昔から物資の集散が多く、幕府の御用砥もここかに集められ、信州佐久米もこの街道を利用した。ここから信州へは内山峠、余地峠、和実峠などへ通じる関門で、その要地として西牧御関所(藤井関所)が設けられた。古記録によると、文禄2年(1593)に、西牧の関所が建てられ検地もされたとある。・・・(後略) 下仁田町教育委員会」とあります。現在西牧関所は建物は無く礎石だけですが上州姫街道に欠かす事の出来ない場所で歴史的価値があることから昭和53年(1978)に下仁田町指定史跡に指定されています。
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