館林市: 竜の井

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概要・歴史・観光・見所
竜の井(館林市)概要: 竜の井は元々善導寺(館林藩主榊原家の菩提寺)の境内にありましたが、善導寺は館林駅前の再開発で楠町に移転したことで竜の井だけこの地に残りました。この竜の井には次ぎのような伝説が残っています。天正18年(1590)、館林城を攻め倦んだ石田三成と大谷吉継は起死回生の策として城沼に木橋を設けて一気に城内に突入する作戦を立てました。しかし、橋が完成した翌日、総攻撃の前に突如として橋が消滅し、館林城の守護神である狐か、あるいは城沼の主である龍神の仕業と噂が立ち結果的に和議による開城となりました。北条家が滅びると徳川家康の家臣で徳川四天王とまで言われた榊原康政が10万石で入封、改めて館林城の拡張と城下町の整備が行われ、当地に善導寺が移される事になりました。中興に先立ち康政が篤く帰依した幡随意白道上人を招くと上人は城下の町民達を集め度々説法を行い浮世の習いを説いて聞かせていました。すると、毎回説法の毎に現れ熱心に聴く年の頃17、8歳の若く美しい女性がいるので不思議に思い、上人はその生い立ちを訪ねると城沼に棲む龍神の妻で説法によって本当に救われたと話し出しました。辺りに誰も居なくなると上人は一度本当の姿を見せてほしいと懇願すると女性は恥ずかしながら20尋(約36.6m)の龍の姿に戻りました。龍は人間に本当の姿を見られたからはもう二度と人の姿に戻る事は出来ません、これからは善導寺の守護神として上人を守っていくと告げ井戸の中に消えていったそうです。善導寺は歴代館林藩藩主や幕府から庇護され寺運も隆盛し、龍が消えた井戸は「竜の井」として大切にされたと伝えられています。又、この井戸は城沼と青龍の井戸が繋がっているという伝説も伝わっています。

竜の井:写真

竜の井
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