富岡市: 永心寺

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概要・歴史・観光・見所

永心寺(富岡市)概要: 道法山永心寺は群馬県富岡市七日市に境内を構えている浄土宗の寺院です。永心寺の創建は2代七日市藩(藩庁:七日市陣屋)の藩主前田利意が祖母である明運尼(戒名:明運院殿照誉永心大禅師定尼)の菩提を弔う為に開いたものです。

明運尼は生前「幸和」といい、前田利家(加賀藩祖、前田家初代、五大老)の側室で、文禄3年(1594)に初代藩主利孝を生み、慶安元年(1648)に七日市で死去しています。永心寺は七日市陣屋の陣屋町の東側の入口付近にあり、城下の防衛ラインの一角として考えられたように思います。

永心寺境内には明運尼の墓碑で高さ362センチの宝篋印塔が建立、位牌堂には厨子に納められた立派な位牌が安置されていて、名称「前田利孝生母明運尼の墓、位牌」として平成14年(2002)に富岡市指定重要文化財に指定されています。又、寺宝である祐天名号掛け軸(附:利剣名号掛け軸)が平成16年(2004)に富岡市指定重要文化財に指定されています。

新上州三十三観音霊場第20番札所(札所本尊:聖観音)。山門は切妻、桟瓦葺の朱色の高麗門。本堂は寄棟、桟瓦葺、桁行6間、正面向拝付。鐘楼は入母屋、桟瓦葺。山号:道法山。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。

永心寺:上空画像


永心寺:ストリートビュー

永心寺:写真

永心寺
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