入沢家住宅(渋川市)概要: 入沢家住宅は渋川八幡宮の隣地に屋敷を構え、木造平屋建て、寄棟、平入の建物です。案内板によると「 旧入沢家住宅は、17世紀はじめの古い農家造りで間口約11間、奥行約5間半で総体的に構造が低く閉鎖的である。芯柱の細材・県下に珍しい置床・欄間の桃山期風の弧・広い土間など古さをあらわしている。用材には雑木などが使われ丸刃の手斧で仕上げられている。特に納戸に帳台構えを残し昔の寝室の様子を伝えている。これは千草や敷藁が室外へ出ないための遺構である。このように古い住宅の特徴をもち建築様式及び民俗文化を研究する上で重要な住宅である。なお、入沢家には「天正九年 鷹狩禁止令書」などの所蔵文書が指定されている。 渋川市教育委員会」とあります。旧入沢家住宅及び所蔵文書は貴重な事から昭和54年(1979)に渋川市指定重要文化財に指定されています。※平成30年(2018)に群馬県指定重要文化財に指定されています。
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