城町薬師堂(甘楽町)概要: 案内板によると「 薬師如来は人々の万病を治癒させ、長寿をもたらし、 医薬を司る仏として信仰された。石造薬師如来は鎌倉時代以降さかんに造られ、現在でもなお信仰が続けられている例が多い。この薬師堂には、薬師如来二体と地蔵菩薩一体が安置されている。いずれも室町時代から桃山時代にかけて造られたものと推定されている。4月8日の祭例日には宵薬師の例により、夕方から夜間にかけて多数の参拝者で賑っている。」とあります。城町薬師堂の石仏は昭和52年(1977)に甘楽町指定重要文化財に指定されています。薬師堂は木造平屋建、切妻、妻入、鉄板葺、桁行約1間、梁間約2間、内部には上記の3体の石仏の他、小型の石仏が数多く奉納されていて、外部にも石塔などが見られ信仰の篤さが感じられます。
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