町田家住宅(中之条町)概要: 町田家住宅は江戸時代末期に建てられた建物で、明治11年(1873)から明治20年(1887)までは吾妻郡役所としても利用されました。町田家住宅主屋は木造2階建て、屋根は右側が入母屋、左側が切妻、平入り、間口12間、奥行10間、建築面積266u、間口は広く玄関庇が唐破風にするなど文化年間(1804〜1817年)に村の大総代や区長などを歴任した町田家の格式が感じられます。
町田家住宅は江戸時代後期から明治時代初期にかけての豪商建築の遺構で当時の郡役所の様子も解る貴重な存在で、主屋、内蔵、味噌蔵(建築年:明治時代、土蔵2階建、切妻、桟瓦葺、桁行3間、梁間2間)、外蔵(建築年:明治時代、土蔵2階、切妻、桟瓦葺、桁行6間、梁間3間)、門(建築年:明治時代、切妻、桟瓦葺、薬医門、間口2.4m、一間一戸)、木塀(建築年:明治時代、延長83m)が「国土の歴史的景観に寄与しているもの」との登録基準を満たしている事から平成13年(2001)に国登録有形文化財に登録されています。
町田家住宅:上空画像
薬医門を簡単に説明した動画
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