中之条町(歴史)概要: 中之条町は比較的早くから人々が住み着いた 地域とされ宿割遺跡や下平遺跡、久森遺跡など多くの遺跡が発見されています。その後も弥生時代、古墳時代、平安時代と途切れることなく遺跡があります。鎌倉時代に入ると吾妻氏が領主になり領土を広げますが承久の乱で一時断絶し、一族が名跡を継ぎますが鎌倉時代末期には没落したとされます。室町時代に入ると斎藤氏が岩櫃城を居城にして台頭し、中之条町にも嵩山城や桑田城などの支城が築き支配を広げます。戦国時代に入ると武田家家臣真田氏が吾妻郡に侵攻し岩櫃城が落城、斎藤氏は嵩山城に立てこもり交戦しますが永禄8年(1565)落城し斎藤氏は没落します。
その後は真田氏が支配し江戸時代に入ると沼田藩に属し市場町として発展、四万温泉や沢渡温泉などの湯治客も利用し、草津温泉の知名度が広がると草津までの宿場的役割をもって賑ったとされます。
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