温泉薬師神社(四万温泉・中之条町)概要: 温泉薬師神社の創建は江戸時代中期の宝暦年間(1751〜1763年)に江戸屋幸助によって開かれたと言われています。四万温泉の山口地区、新湯地区、温泉口地区、日向見地区(日向見薬師堂)、桐の木地区には湯前神社としてそれぞれ薬師明神や薬師神社、薬師堂などが祭られ例祭には山車、屋台、御輿などが温泉街を練り歩きます。
境内には四万温泉の開発に功績があった江戸屋幸助の墓碑や宝篋印塔、幸助桜の石札、馬頭観音、品川弥二郎歌碑などが建立されています。
温泉薬師神社拝殿は切妻、銅板葺、平入、桁行3間、梁間2間、正面中央には扁額と共に見事な龍の彫刻が掲げられています。本殿は一間社、切妻造、店棚造風。境内には石仏が多く神仏習合の名残が見られます。
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