|
安中教会教会堂概要： 教会堂は大正８年（１９１９）に建てられたもので、石造平屋建て一部２階建て、銅板葺き、建築面積１７１㎡、鐘塔付、ゴシック調の教会建築です。開口部は縦長で上部がアーチ状になり外壁にはバットレス状の柱が張り出しています。内部は天井をヴォールト状にして列柱などを設けない為、規模よりは広く見えるようにしています。
安中教会教会堂は大正時代に建てられた洋風教会建築の遺構として貴重で「造形の規範となっているもの」との登録基準を満たしている事から平成１６年（２００４）に国登録有形文化財に登録されています。
安中教会教会堂の敷地に隣接して教師館（旧ベーケン邸：昭和２９年：１９５４年、木造２階建、切妻、瓦葺、建築面積８２㎡）や義圓亭（旧柏木義円書斎：昭和１０年：１９３５年、木造平屋建、切妻、鉄板葺、桁行２間、梁間３間、建築面積３６㎡）、温古亭（大正９年：１９２０年、木造平屋建、切妻、瓦葺、建築面積１１５㎡一部安中藩家老屋敷伝）など大正から昭和初期に建てられた教会施設があり安中教会教会堂と同様に当時の建築物の遺構として貴重で「造形の規範となっているもの」との登録基準を満たしている事から平成１６年（２００４）に国登録有形文化財に登録されています。
安中教会教会堂：上空画像
| 
