伊勢崎市: 華蔵寺

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概要・歴史・観光・見所

華蔵寺(伊勢崎市)概要: 丘林山浄土院華蔵寺の創建は平安時代の貞観14年(872)、智証大師(円珍:最澄・空海・常暁・円行・円仁・恵運・宗叡と共に入唐八家に数えられた。比叡山延暦寺(滋賀県大津市)第5代座主、園城寺(三井寺:滋賀県大津市)の再興。)が鎮護国家の道場として開基したのが始まりと伝えられています。

寺運は隆盛し最盛期には末寺15ヵ寺を擁する大寺院として大きな影響力がありましたが、その後一時衰退し、鎌倉時代初期の建久年間(1190〜1199年)に世良田長楽寺の栄朝禅師が再興しています。江戸時代に入ると幕府から庇護され寺領13石が安堵され寛永年間(1624〜1644年)には了翁が台密と禅の兼宗から天台宗に改宗、その後、観音信仰が盛んになった事で再び寺運も隆盛します。

現在の華蔵寺本堂(木造平屋建て、寄棟、本瓦葺、平入、正面1間唐破風向拝付、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ)と庫裏は天保8年(1837)、祐淳和尚の代に再建された古建築で歴史を伝えています。境内にある金木犀は推定樹齢400年(主幹は昭和41年:1966年の台風で倒壊)の老木で昭和12年(1937)に国指定天然記念物に指定されています。

伊勢崎佐波観音霊場第十八番札所(札所本尊:十一面観音菩薩)。山号:丘林山。院号:浄土院。宗派:天台法華円宗。本尊:釈迦三尊坐像(伝:運慶作・釋迦牟尼如来、文殊菩薩、普賢菩薩)。

華蔵寺:上空画像

【 参考:サイト 】
公式ホームページ


華蔵寺:ストリートビュー

華蔵寺:写真

華蔵寺参道から見る石柱門と石畳み
[ 付近地図: 群馬県伊勢崎市 ]・[ 伊勢崎市:歴史・観光・見所 ]
華蔵寺本堂正面とその前に建立されている石燈篭 華蔵寺本堂右斜め正面と木柱角塔婆 華蔵寺の昔の屋根に置かれていたと思われる鬼瓦 華蔵寺境内に生える金木犀


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