相川考古館(旧脇本陣)概要: 相川家は代々伊勢崎藩(藩庁:伊勢崎陣屋)の御勝手御用達を担った豪商で脇本陣なども務めていました。敷地内にある茶室「觴華庵」は江戸時代末期の文久元年(1861)に当主隠居所を兼ねて建てられた木造2階建て寄棟、銅板葺きの建物で1階部分が本格的な茶室になっています。
茶室は庭園に面する2面が開放的な造りで正面には床の間を配しています。相川家茶室「觴華庵」は本格的茶室としては群馬県最古の建築とされ附として造営文書2点(材木積り立控・隠宅普請入用控)と共に平成12年(2000)に群馬県指定重要文化財に指定されています。現在は相川考古館として一般公開されています。
相川考古館所有の文化財
・ 埴輪男子立像(2躯)−6〜7世紀−国指定重要文化財
・ 埴輪男子椅像(1躯・琴を引くはにわ)−6〜7世紀−国指定重要文化財
・ 埴輪武装男子立像(1躯)−6〜7世紀−国指定重要文化財
・ 石倉文書(1巻・6通−武田氏や後北条氏のもの)−戦国時代−群馬県指定
・ 伊勢崎風土記(上下2冊・関重嶷著)−伊勢崎市指定重要文化財
・ 古器図説(上下2冊)−伊勢崎市指定重要文化財
・ 松蔭私語(代一巻)−伊勢崎市指定重要文化財
相川考古館:上空画像
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