北向地蔵尊石堂(渋川市・白井宿)概要: 北向地蔵尊石堂は案内板によると、「宿通りの現在の位置から、植木屋の屋敷の安置されて約130年の歳月が経過したが、昭和61年度の白井町まちなみ整備事業によりこの貴重な北向地蔵尊石堂を江戸時代に建立された当時の位置であろうこの場所に移し往時の景観に復するこのが出来たのである。」とあります。内部の地蔵尊は拝めませんでしたが石堂は思ったより大きく格式を感じるものでした。通常は集落の出入り口付近に安置されている例が多いのですが白井宿の石堂は通りの中心(水路の上)に安置され当時もランドマーク的な役割を持っているようです。基本的に社殿や御堂が北向になっているのは珍しいとされますが、この地蔵尊石堂は町の木戸が北側にある為、木戸と対峙(守護)するように安置されたたのかも知れません。
|