崇徳寺(安中市)概要: 貞枩山崇徳寺は群馬県安中市松井田町松井田に境内を構えている臨済宗妙心寺派の寺院です。崇徳寺の創建は南北朝時代の暦応3年(1340)、室町幕府初代将軍足利尊氏が開基となり、円覚寺(神奈川県鎌倉市)の続灯庵によって開かれたと伝えられています。
崇徳寺境内正面にある大型の四脚門(切妻、桟瓦葺き、一間一戸、「貞枩山」の山号額、「龍」の天井画)には精緻な彫刻が施され見ごたえがあります。山門の奥には木造平屋建て、宝形造り、瓦葺き、桁行2間、張間2間の観音堂があり内部には聖観音菩薩像、千手観音菩薩像、如意輪観音像が安置されています。
本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、平入、桁行8間、正面1間向拝付、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ。上野国順礼札所三十四ヵ所十四番札所(札所本尊:子育聖観世音菩薩)として信仰を集めています。宗派:臨済宗妙心寺派。本尊:釈迦如来。山号:貞枩山。
崇徳寺:上空画像
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