旧配水場事務所(桐生市水道山記念館)概要: 案内板によると「 この建物は、昭和7年(1932)桐生市に全国で138番目に水道が創設されたとき、配水場事務所としてつくられたものです。常時、配水量や水位に元宿浄水場に報告して円滑な浄水場運転に貢献してきました。水道創設時の歴史的遺産であると同時に昭和初期につくられた貴重な近代化遺産であるとして、配水池などと併せて平成9年(1997)に文化庁による登録有形文化財に登録されました。・・・(後略) 桐生市 」とあります。
旧配水場事務所の建物は木造平屋建て、寄棟、瓦葺きで平面が多角形、建築面積157u、外壁はタイル張り、パーゴラを配するなど事務所というよりは別荘のような雰囲気を感じます。設計は清水三五郎。
昭和47年(1972)に配水場事務所としての役割を終え、昭和61年(1986)に改修後は「桐生市水道山記念館」として会議や研修等に利用されています。平成9年(1997)に「国土の歴史的景観に寄与しているもの」とのと登録基準を満たしている事から国登録有形文化財に登録されています。
桐生市水道山記念館:上空画像
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