湯元呑湯(伊香保温泉)概要: 湯元呑湯は伊香保温泉の温泉街の頂上部に 鎮座している伊香保神社からやや離れた道標の近くにあります。伊香保温泉は単純温泉(弱酸性低張性温泉)で飲用の適応症は通風・尿酸素質・慢性アレルギー性疾患・肥満症・鉄欠乏性貧血症・慢性便秘とされます。又、傍らには万葉歌碑が建立されていて 「上毛野 伊香保の沼に 植え子水葱 かく恋ひむとや 種求めけん」の歌が刻まれています。この歌は万葉集巻14東歌3415番に記されているもので(作者不明)、現代語では「上毛野(現在の群馬県)の伊香保の沼(榛名湖)に植えた子水葱(ミズアオイ科一年性の水田雑草)が大きく育つのに気をもむくらいなら最初から植えなければよかった。」と訳されるそうです?。歌の意味は「あなたを思えば思うほど私の気持ちはとても苦しくなる。このように苦しい気持ちになるならば、始めから好きにならなければよかった」かな?
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