城山不動尊(渋川市・白井宿)概要: 城山不動尊は白井宿の町並みからは少し外れた白井城の北郭と青堀、三の丸の外堀に接する櫓台跡に建立されています。境内には江戸時代中期の享保7年(1722)に建立された納経塔や元文3年(1738)に建立された宝篋印塔、観音像などがあり白井城が廃城後は観音堂だったと推察されています。現在の不動堂は大正12年(1923)、周辺住民の疫病退散を祈願して建立されたもので木造平屋建て、切妻、銅板葺、平入、桁行2間、梁間1.5間、正面1間向拝付、内部には江戸時代中期の元文4年(1739)に奉納された極彩色豊かな木製不動尊(施主:沼田鍛冶町出身の高野源六吉春。仏師:沼田町出身の金子右門近慶。像高約50Cm。)が安置されています。又、この高台は白井城が築かれる以前は古墳(不動塚古墳)だったとされ直径約20m、高さ約5mの円墳と推測されています。
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